自分の悩みにマジメに答えてみることにした

東京でサラリーマンをしながら、エッセイを書いています。たまに書評ブログも。「3分間であなたに新しい視点をひとつだけ増やす」をコンセプトにほぼ毎日更新中。

人はお金がないと幸せになれないのか

ぼくは小遣い制で、1ヶ月10,000円で生活している。そのうち、5,000円は子供の将来のために貯蓄しているので、実質5,000円で暮らしている。


そんな話をすると大抵驚かれるし、結婚や出産に対してマイナスのイメージを抱かれることが多い。

財布を握られて幸せ?とか、自分の時間がなくて幸せ?とか。

だが、当の本人はなんの問題もなく生活している。

 昼食は弁当を自分で作ってるし、夜は家で食べる。

会社の飲み会代は、家計から出して良いことになっているから、そこはカウントしない。

それ以外の飲み会にはそもそも呼ばれない。

 

趣味は音楽、読書、最近ではサッカー観戦。

音楽は月1,000円のspotifyがあれば、充実しすぎているくらいだし、本は図書館で借りる。新作は買うけど、月に何冊も買うことはない。

サッカー観戦はDAZNだが、嫁の趣味の影響だからこれも家計から出ている。


なんの問題もない。


使える金額が限られるほど、正当な対価を払うことに対してシビアになる。

結果的に無駄なく、効率的に使おうとする方に意識が働く。そうすると、お金をかけなくても生活はある程度豊かになる。


5,000円で生活していると聞いて、驚く人はおそらく「良く飲みに行く人」だろう。

ぼくにとっては限りある資産と時間をかけるだけの対価を得られると思わない限り飲みにはいかない。大して仲の良くない人と付き合いで飲みに行くなんて、自分にとって有益だと確信が持てない限りあらゆる面で無駄に思えてしまう。


ぼくの生活をつらいと思う人は、家計簿をつけてみることをオススメする。

自分が何に、あるいは誰に、どれだけのお金を使っているか。それは、冷静に見て、正当な対価を得ていると言えるか。

時間もお金も無限じゃないから、惰性で生きるのをぼくはやめた。