自分の悩みにマジメに答えてみることにした

東京でサラリーマンをしながら、エッセイを書いています。たまに書評ブログも。「3分間であなたに新しい視点をひとつだけ増やす」をコンセプトにほぼ毎日更新中。

ブログを読んでもらうにはどうすればいいか

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 今や、何か気になることがあれば即、スマホで検索できる時代だ。
 「おすすめの一眼レフカメラ」「最新映画の批評」「スマホゲームのレビュー」などなど。
 そして、これらの検索でトップに上がってくるのは、案外個人ブログだったりする。
 カメラ好き、映画好き、ゲーム好きの彼らが、その情報を必要としている誰かのためにせっせと記事を書いているわけだ。

 「ブログを読んでもらうにはどうすればいいか」という問いに、答えを示すなら簡単だ。

 誰かの役に立つ記事を書く。

 これ以上でもないし、これ以下でもない。
 
 このブログを始めて一ヶ月になる。
 自分の悩みに答えることは、同じような境遇の誰かの解決の糸口になるんじゃないか。と思って書いてきたが、他人の目から見れば知らない男が小言が並べているだけなのだろう。
 
 自分では良かれと思っていても、結局は誰かの役に立たなければ、価値がない。

 ここのところ、自分が提供できる価値をひたすら考えているが、なかなか見つけられない。
 そんなことを考えていたら、一つの考えに行きついた。

 ぼくはずっと「消費」されてきたんだ、と。

 大学に行く。与えられたカリキュラムの単位を取得しながら、学費を払う。
 大学院に行く。教授の研究を手伝いながら、学費を払う。
 会社に勤める。他社から仕事を受託し、プロジェクトにアサインされる。

 組織が生きていくために、ぼくは生きている。

 悲しくなった。

 ほとんどの人間がそうして生きているのを知っている。
 凡人ならそれがあたりまえだと、頭ではわかる。
 
 でも、自分の力で社会に価値を生み出したい。
 そう思った。
 
 たった一ヶ月間、エッセイを書いてみただけだが、自分が思っていた以上の成果を得られたと思う。
 
 言葉にして初めて気づく自分の本心
 まとめてみてさらに深く知ることができる書評
 ブログに説得力を持たせるための読書
 
 誰かのためにはならなかったかもしれない。
 だが、自分のためにはなった。

 自分の力で、社会に、誰かに、価値を生み出す方法を、時間をかけて考えたいと思う。
 そして、何者でもない自分に、何か価値を与えてあげたい。