ジムは3ヶ月でやめて、ダンベルを買え
社会人になってまずやることの筆頭と言えば、「ジムに行く」だろう。ぼくも社会人になってから1年半くらいジムに通っていた。月1万円程度の会費を払い、週3で通いだしたが、徐々に週2、週1、月2…。「俺のことだ…」と思った人もいることと思う。
結論から言えば、体型維持のためのジム通いは3ヶ月でやめていい。
そう思い至った理由を書き連ねたいと思う。
一定以上の筋肉は付きにくい
ジムに通い始めて1ヶ月くらいは筋肉痛との戦いで、ウェイトも上がっていかない。それが、2ヶ月を超えた辺りから急激に安定してくる。そこからさらに1ヶ月程度でもう1ステップウェイトが上がっていくのだが、それ以降はかなり苦しい。上腕や大腿をONE PIECEに出てくるような骨付き肉大にしたいならトライすべきだが、スーツを着るようなサラリーマンではそこまで鍛える必要はない。
あと、トレーナーにプロテインを勧められるが飲む必要は全くない。あれは、ボディビルダーくらい筋肉があるから意味のあるもので、ひょろひょろ素人が摂取したところで有意な差は生まれないと科学的にも証明されているらしい。
セルフトレーニングで体型維持は可能
ダンベルを用意し、定期的な筋トレを心掛ければ、余裕で体型維持はできる。ぼくは身長170cmで体重は60kg。BMIにすると20.76の標準体型だ。
行っているトレーニングはたったの3つで、1日わずか10分足らずで完了する。
①腕立て 20回
腕を肩幅以上に開いて、ゆっくり深く行う。主に胸筋に負荷がかかる感じ。
②体幹 20秒
https://www.fungoal.com/core-challenge/
肘とつま先の4点で身体を支えながら、姿勢をキープ。主に肩周りと腹筋周りに負荷がかかる感じ。
③ダンベル腹筋 20回
頭の後ろでダンベルを持ちながら通常の腹筋の要領で行う。自重では物足りなかったため、3kgのダンベルを追加した。ゆっくり深くを意識。当然、腹筋に負荷がかかる。
ダンベルの代わりに水を入れた2Lのペットボトルでも全然いい。
これだけ。面倒くさがりのぼくだからこそ、続けられることしかしない。
費用対効果が薄い
ジム通いのメリットは習慣が付くことだ。最初は「高い金を払ってるんだから…」と元を取ろうと思うもの。
しかし、銀行口座引き落としだと徐々にその意識が薄れていく。それからは漫然と「今日は忙しくて行けなかったな」「飲み会が入っちゃったからな」「来週1回多く行こう」が繰り返され、ついには月2になるわけだ。
一回行くにしても1~2時間は取られてしまう。そこまで行くと筋トレが好きでないと続けられないし、そんな人間は週8で行くだろう。
習慣をつけ、なおかつ必要十分の費用を支払ったと納得できるのが、3ヶ月だ。それ以上はスポーツジムへの寄付金になっていると考えよう。
まとめ
心機一転、ジムへ通うのには賛成だ。むしろ行くことをおすすめする。
ベースの身体をつくり、運動習慣を付ける。ここでは触れていないが、当然食習慣にも配慮することも忘れてはいけない。
情報や周囲に踊らされて漠然と何かを続けていたら、それは消費社会に搾取されている、と考えないといけない。
最小のコストで理想を手に入れるのは、どんな物事でも大切だ。