自分の悩みにマジメに答えてみることにした

東京でサラリーマンをしながら、エッセイを書いています。たまに書評ブログも。「3分間であなたに新しい視点をひとつだけ増やす」をコンセプトにほぼ毎日更新中。

"セルフプロデュース"って大事ですか?

自分が思っているほど、他人には見られていない。

社会人5年目になって深く実感する。

どんなに陰で頑張ったとしても、その功績が日向に出てこなければ、それはなかったことになってしまう。だからこそ、「自己アピール力」は社会人の必須スキルだ。

 それなのに、ぼくは「自己アピール」が昔から苦手だ。

必死になって「自分はこんなに頑張ってますよ」なんて主張するやつは、自分に自信のない恥ずかしいやつがやることだ。能ある鷹は爪を隠す、ってよく言うじゃないか。クールに結果を出すのがかっこいいんだよ。

~20歳ごろの自分~

10年経った今、昔の自分に言ってやりたい。

頑張ってるやつを笑うなよ。お前は頑張ってすらいないんだから。って。

 

自己アピールと同じくらい、自分がどんな人間かを売り込む、いわゆる"セルフプロデュース"も苦手だ。

必死になって「自分はこんな人間ですよ」なんて主張するやつは、自分に自信のない恥ずかしいやつがやることだ。自分から言わなくったって周りはちゃんとわかってくれるもんなんだよ。

~20歳ごろの自分~

いい加減恥ずかしくなってきたが、昔の自分に言ってやりたい。

お前、自分が思ってるほど人望ないぞ。

 

でも、このエッセイを書くようになってから、自分に変化があった。

たくさんの人にこれを読んでほしい、そのためにはどうしたらいいだろうと、あれこれ調べていた時に、こんな一文を見つけた。

エッセイは内容はもちろん、その人の背景も重要な要素だ。

それなら、ぼくがどんな人間かってところも、知ってもらわないといけないな。と。

 

そこで、まずは自分はどんな人間かを身近な人に聞くのが一番だな、と思い、妻に聞いてみることにした。

すると、少し迷ってこう答えてくれた。

 

「一人でいるのが好きで、友達いないよね」

 

まずは妻相手にセルフプロデュースを始めてみることにしようと心に誓った。