無差別 SOUND BOY KILLER この前、家に帰る途中で目を引くTシャツを着た男の子を見かけた。黒のTシャツの背中に黄色い文字ででっかく「無差別 SOUND BOY KILLER」と書いてあった。 なぜかふにゃふにゃの字体で、ぶっちゃけあんまりおしゃれに見えなかったか…
会社の最寄り駅の目の前に立っている大きなホテルを眺めながら、あるいは通勤電車から見える立派なタワーマンションを眺めながら、「最上階に泊まれる、住めるほどの経済力が欲しい。」なんてことをよく考える。 だが、冷静になって思う。ぼくは本当にそんな…
年上の人が苦手だ。 接し方がこの歳になっても未だによく分からない。先輩と話すと全身が強張り、おかしくもないのに笑って誤魔化してしまう。話し終わった時には、100M走を5本連続で走ったかのような疲労感に襲われる。思い返せる限り思い返してみれば、そ…
2015年12月。クリスマスも間近に迫った休日にぼくはプロポーズをした。 一生に一度のことだから(人によっては何度もあるようだが)、どうしたら特別なプロポーズになるだろうかとあれこれ考えていたある日、ネットでこんな記事を見つけた。 「一生の思い出…
ぼくは高校1年のクラスで友達を作れなかった。 家から自転車で20分の高校に進学したので、同じクラスには知った顔も何人かはいたのだけれど、あまり話したことのない人ばかりで話しかけることができなかった。そうこうしているうちに、その知った顔もすぐに…